- 中学受験 子を想う親の心
中学受験 子供との約束
こんにちは。
今日は「子供との約束」というお話しをしましょうね。
私が子育てや受験を通して大切にしてきた事は
*子供ときちんと向かい合い目をみて話をする事
*子供の意見や考えを聞く事
*約束をして守るという事
でした。
それを思い出したのは、先日のコンサルをしたママさんのご質問の時でした。
そのおママさんのお悩みの1つに 次のような内容がありました。
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「学校から帰った子供がおやつを食べるとすぐに
飛び出してお友達とお遊びに行ってしまうんです。
本当はお勉強をしてから遊びに出かけて欲しいんです。
そして、帰って来てからもだらだら過ごしてしまうのは
どうしたら良いでしょうか?」
まだ、塾にも行っていない3年生のお子さんですので、
家に居る時の時間の管理はママさんにあります。
話しは続きます
「子供はその遊びをとても楽しみにしていて、一生懸命
様々な事を遊びの中で練習しているんです。
一輪車を練習したり、実験をしたり」
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家に帰って来てからまずはお勉強して欲しいというのは
理想です。
でも低学年の間や、誘ってくれるお友達がいると
やはり子供は遊ぶ気満々で、ランドセルをおいたら
すぐにでも飛び出して行ってしまいますよね。
その場合は 遊びに行かせましょう。
遊びから学ぶ事もたくさんありますからね。
また、学校という集団の活動から解放されて
心をほぐす時間でもあります。
ここでコツがあるんです。
遊びに行く時にお子さんと1つの約束をして下さい。
「本当はママはお勉強が終わってから遊びに行ってほしいのよ。
でも今すぐ遊びに行きたいのなら1つお約束しましょう。
○時~○時までお勉強をちゃんとする事。
お約束出来る?」
このお約束が出来たら、気持ちよく遊びに行かせてあげましょう。
そして、お約束を守らせて下さい。
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もし守らなかった場合、次の日は
お勉強をしてから遊びに行かせるという手段をとってください。
「あなたは昨日約束を守らなかったのだから、昨日の分のお勉強してから
遊びに行きなさい」
ここでお子さんは、約束を守らなかったらどうなるかを体感出来るのです。
そして、また次の日、
「遊びに行くのなら○時~○時までお勉強するお約束出来る?」と。
この繰り返しをしましょう。
まだ低学年の間は、遊びに行きたい一心で
簡単に約束にうなずくお子さんもいます。
しかし、このお約束のやり取りを続ける事で
自分が気持ちよく遊びに行くためには
ママさんとの「お約束」をきちんと守ればいいのだ!と
わかってくるのです。
お勉強に限らず、生活の色々な場面で
「お約束」を上手に使ってみて下さいね。
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