- 親がすべき事
中学受験 子供の夢を叶える為に親がすべき事
こんにちは。
お子様の本当の幸せを願うお母さまの心を応援しております。
教育・受験コンサルタントの ちよです。
今日は「子供を自由人にする為の教育」のお話しをしましょう。
この「自由人」とは、子供が
どのような職業にもつける、
やりたい・なりたいと思った事を何でも叶えられる人の事を指します。
車好きな男の子が大きくなってその夢を叶えたいと思ったとします。
車を作ってみたい。
→今までにない車を設計してみたい
→海外の車を勉強しに行きたい
→海外の大学に行きたい
この時、ある程度の学力があれば目指す夢の近いところにいます。
世界の大人気になる車を発明出来るかもしれないのです。
ですが、学力がないと思うとその時点で諦めざるおえなくなります。
夢を叶える為の学力つけておいてあげたいと思いませんか？
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私が娘を授かった時、この子をどのように育てていこうか
大きくなっていくお腹を撫でながら考えました。
その時真っ先に思った事がありました。
それは自分の人生での反省点。果たせなかったこと。
それはどうして果たせなかったのかという事でした。
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私が真剣に 将来の夢を持ったのは高校２年生の夏休み前でした。
過疎地に行って 幼い子供の病気を治す小児科医になりたい！
生きている＝人の為にどれだけの事を出来るかという事
人の為になる究極の仕事＝命を救う事
と思ったからでした。そう決意してからはクラブ活動も一切止めて勉強に没頭しました。
貯金していたお金で塾に通い一番前で必死に勉強していると、先生にも顔を覚えていただき
ました。
高校の先輩の名簿から医学部に通っている先輩を探し手紙を書き、
どのように勉強したらよいかを尋ねました。
半年経った時、模擬テストで合格可能性８０％。
（これで自信をもって父に私の希望を伝えられる）
と思い、勇んで父の所へ行きました。
私の父は、何よりも私たち子供の事を優先して考えてくれる人、
きっと、私の夢を喜んでくれると確信していました。
「パパ、私医学部に行きたいの。ここまでがんばったのよ」
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喜んでくれると思っていた父の顔がこわばり、悲しそうな顔になって
ようやく重い口を開きました。
「ごめん！それは無理なんだ。ここまでがんばったのはとても偉いと思う。
希望を叶えてあげたい。でも、今弟２人も医学部に行きたいと言っているんだよ。
２人とも私立になる可能性もあるから、３人私立の医学部はちょっと無理なんだよ。
それより薬学部なんてどうだい？女の子なんだから」
その時私は、私立の医学部がそんなにお金がかかるとは思っていませんでした。
何か方法があるはずと本屋さんを巡りました。
この時思いました。国立に合格する力があれば親を悲しませる事もなく
自分の夢も叶えられたのに、私は社会が苦手でとても国立の医学部に合格する力は
なかったのです。
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この事を思い出した私は、自分の子供には
何かを目指した時に、何にでもなれる学力をつけておいてあげたいと思いました。
そして、絶対に間違えてはいけない事。
それは、無理やり勉強をさせたり教え込むのではないという事。
あくまでも勉強をするのは本人です。
親の役目は、誘導・環境・心の持ち方 をさりげなく教える事なのです。
学ぶ事が好きになるような誘導
考える力をつける環境
知らない事を知る感動
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本当の学力・学ぶ意思・継続する事・ずっと伸び続ける事は
強制された勉強では不可能です。
【勉強が楽しい】と思えなければダメという事も身を持ってわかっていました。
中学受験をするという事は、１０歳～１２歳の時期に
少し難しい課題、少し刺激のある環境、学ぶべき広い世界を見せてあげるという誘導です。
もし中学受験をしなくても受験塾で勉強する事は大変意味のある事だと思います。
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プランターに咲いている芝桜。小さなプランターの中だけで咲いています。
でも、広いお庭に移したら、好きな方向にどんどん根を伸ばして広がっていきます。
子供も同じです。広い世界より良い環境や刺激の中でグングン根を伸ばしてゆけるのです。
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中学受験、道しるべを作った私も
実際に経験した娘も
あの時が人生の分岐点であり、全ての人間形成の元だったと実感しております。
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