- 子供の心
中学受験 ママには言わないで
こんにちは。
「我が子の心を想う ママさんを応援 」受験コンサルタントの ちよです。
あなたは、ご自分のお母さまに 何でも話せましたか?
話せたのならどうして話せたのかわかりますね。
話せなかったのなら、どうして話せなかったかわかりますよね。
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今日は、「中学受験 ママには言わないで」というお話しをします。
私が「個別算数教室」を主宰していた頃、生徒の2番目のママさんのような存在になりたくて
「ママ・ティーチャー」という塾名にしました。
生徒さんたちは、「ねえねえ、先生!ママには内緒ね!きょうね~・・・・・・・」
と、色々な可愛い出来事を話してくれました。こんなに可愛い失敗なのに、
ママさんが聞いたら「なんでそんなことしたの~!」と
叱られてしまうのだな~と思いました。
(こんなに可愛い話を聞けないなんてもったいないな~)と思ったものです。
生徒さんがママに言えない事を話してくれるような存在になりたかったので、とても嬉しかったです。
そして、お子さんにとっても、私のような「ちょっと離れた見守ってくれる人・何でも相談できる人」が居ることは
心の安心につながると思いました。
お子さんの中には、ある年齢から、(ママには秘密!)を覚えてしまいます。
それは何故だと思いますか?
もしママさんが「お母さまには秘密」をしたことがあるのなら気持ちがよくわかるでしょう。
そう!ママに話すと、嫌な答えが返ってくるからですね。
例えば、テストで残念な点をとってしまった時
「ほら。勉強しないからこんな悪い点しかとれないじゃないの。まったくダメなんだから~」
こんな風に言われることが続いたら言いたくなくなりますよね。
お子さんはテストを返してもらった時点で充分ショックをうけているのです。
だからママさんのそんな言葉は聞きたくないのですね。
「今度はがんばろー」と思って帰って来ても、ママさんのそんな言葉で、頑張ろうとしていた気持ちがどこかに行ってしまうでしょう。
テストを隠そうと思ってしまうかもしれません。
でも、テストって、間違った問題をきちんと理解して出来るようにすれば、その時点で100点をとったのと同じ実力になるのですよ。
ですから、点数のことは笑い飛ばして、まず、出来た問題を褒めましょう。そして出来なかった問題を理解することに気持ちと時間をかけましょう。
このように受け止めれば、お子さんはいつまでもママさんに「話したい!」と思うのです。
ママさんに話したら 良い気持ちになるから、一緒に喜んでくれるから、一緒に考えてくれるから、話したい!と思うのです。
中学受験のお勉強をしている間には、しない子より、ずーっと色々な事があります。
ですが、色々な事をママさんと乗り越えながら絆が深まっていくのです。深めていって下さい。
私の長女の中学受験の時、低学年から少しずつ自分で決める練習をしていきました。
私はどんな時でも「あなたはどう思うの?」と聞きました。
それは、自分の意思をきちんと持って表現できる女性になって欲しかったからです。
なるべく娘の意思を尊重しました。娘が何でも話してくれるように「待つ」姿勢を・ゆとりを持っていました。
子供が何かを話したいと思った時、ママさんの心が忙しそうだとなかなか切り出せないものです。
いつでも何でも言ってね!・・・という気持ちをもっていれば、話してくれます。
そして、その関係はこの先ずーっと続く事になるのですよ。
私の娘たちは大人になっても何でも話してくれます。
特別なことをしたのではなく、自分のこどもであっても、1人の人間として尊重したからです。
お友達との事・彼が出来た事・悩んでいる事・楽しかったこと・これからの夢
何でも共有してくれます。
お蔭で自分の人生と娘たちの人生と二重三重に楽しめるのです。
ママさんの将来の楽しみの為にも、お子さんが話したい!と思う聞き方をしてあげてくださいね。
ママさんの心を応援しております。